おれ、エンジニアになるよ。

エンジニア志望の大学生だった若造がISUCON7を通して見事就職した後、今度は一人前のエンジニアになることを目指す成長物語

また面白いラジオを見つけました ~錯覚資産について~

こんばんは、nchaaaです。

最近ラジオにハマっているぼくですが、今日も1日中ラジオを聴いていました。

また新しいラジオを発見したので紹介したいと思います。

 

そのラジオというのが、具志さん(https://twitter.com/gushijiro)という方がパーソナリティを務める、沖縄発のラジオです。

www.gushijiro.com

 

 

毎回の放送で沖縄でイケてる方をゲストにお迎えし、ドライブしながら様々な分野についてトークする内容となっています。

このラジオの好きなところは、沖縄でイケてる方達の脳みそに触れられることです。

沖縄のイケてる方達が何に興味あるのか、どんなことを考えているのか、それをリアルに垣間見れるのがとても楽しいのです。

 

今回はそんな具志さんのラジオから、ぼくのエンジニアのお師匠さんであるさぼさん(@saboyutaka) との回を取り上げたいと思います。

 

 

 

あらすじ

第10回:立花さんとおしゃべり – Drive and Dialogue by gushijiro.com

前半は、ギークハウス沖縄やプログラミングについての話が中心です。

 

後半は、「錯覚資産」という話が中心なのですが、この話がクソ面白いんですよね。

あまり聞きなれないこの「錯覚資産」ですが、この話についてちょこっと触れてみたいと思います。

 

 

錯覚資産とは?

錯覚

錯覚資産とは、簡単に言うと「勘違いさせる力」のことです。

今年発売された

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

に登場する言葉なのですが、今年バズった言葉の一つであると思います。

 

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

 

 

 

どういうことか?

 

具志さんとさぼさんとのトークでは、「Twitterのフォロワー数」が錯覚資産として挙げられています。

ちょこっと解説してみようと思います。

 

 

例えば、Twitterのフォロワー数が10000人いるAさん、一方フォロワー数が100人しかいないBさんがいたとしましょう。

みなさんは、AさんBさんに対してどういう印象を持ちますか?

 

恐らく、こう思うのではないでしょうか。

「Aさんは有名な人なんだぁ」

 

 そしてある人にとってAさんのツイートが有益なものばかりの場合、フォローすると思います。

はたまた、ちょこっとAさんのツイートを見て面白いツイートがあれば、リツイートするのではないでしょうか。

 

これが錯覚資産です。

 

 

「フォロワー数が多い」というだけで、すごいと思ってしまう、フォローしてしまう、リツイートしてしまう。

仮にAさんのツイートが

「うんこなう」

みたいなしょーもないツイートばかりでも、フォロワー数の多さだけで特別視してしまいますよね。

 

繰り返しになりますが、この勘違いさせる力、虚構こそが、錯覚資産なのです。

この錯覚資産をもっているAさんは何かとおいしいわけです。

 

 

錯覚資産っておいしいの?

気になるのはここですよね。

「資産」とつくからには運用しなけばいけません。

 

ですが、「資産」と言っても難しく考えなくて大丈夫です。

実はぼくらも錯覚資産持っています。

さぼさんと具志さんがすごく身近な例を挙げてくれているので紹介したいと思います。

 

 

supreme

みなさんは「Supreme」というブランドをご存知ですか?

Supremeはストリートファッションブランドとして10代、20代の若者に大人気のブランドです。

 価格がやや高めということもあり、またその人気から偽物が多いブランドでもあります。

 

さて、ここからが錯覚資産の話です。

前提として、Supremeというブランドは若者に大人気であり、Supremeのアイテムを持ってるだけで「おしゃれな人、かっこいい」などの好印象を与えます。

 

ここで大事なのは、「Supremeを持っている」ということ。

ブランドなので、要はロゴが入っていればいいわけです

 

それが本物だろうが偽物だろうがあまり関係ありません。

「"Supreme"という文字のロゴが入ったもの」を持っているということが重要なのです。

 

もちろん本物を持つことに越したことはありませんが、それが偽物かどうかって見ただけでは判断が難しいですよね。

特にTwitterInstagramなどのSNSだと、さらに判別は難しくなるでしょうね。

 

おそらくここまで読んでくれた方はお分かりかと思いますが、「偽物のSupremeのTシャツを着て、"おしゃれな人"、"かっこいい人"と思わせる」こと

 

これが錯覚資産です。

 

もちろん、運用(見せ方)次第では偽物だとバレてしまい、「乙!」みたいなこともありえるでしょう。

やはり錯覚資産は運用次第なのです。

 

 

錯覚資産の作り方

錯覚資産はとてもおいしいものです。

錯覚資産を持つことでお金を稼げたり、モテたり、偉くなったりできるわけです。

となると、やはりみんな錯覚資産を持ちたがるのは当たり前のことですよね。

 

偽物のSupremeのTシャツは少しお金を出せば手に入れられますが、Twitterのフォロワー数はお金では増えません。(厳密に言うと増えますwww)

 

さぼさんが錯覚資産の作り方についてこう言っています。

 

「プライド捨ててだせぇことを地道に続けて打席に立つ」

 

例えば、ブログを毎日書き続ける、路上ライブを毎日開催する、Instagramに毎日写真を投稿する、などなど。

エンジニアなら、月に3つアプリを作ってGitHubにあげる、とかでしょうか。

 

要は地道にコツコツやることが大事なのです。

錯覚資産はコツコツ積み上げていくものなのです。

 

けどこれが一番難しい。

ぼくもこうしてブログを書く身ですが、毎日書こうと思ってもなかなか難しいです。

なので、「まずは1ヶ月、週に2本は書く」を目標にしてやってます。

 

 

 

 

今回は「錯覚資産」がテーマみたいな記事になってしまいましたが、具志さんのラジオは本当に面白いのでぜひ聴いてみてください。

Drive and Dialogue

Drive and Dialogue

  • gushijiro
  • 哲学
  • ¥0

 

ではでは、今日はこの辺で。