「プロになるためのWeb技術入門」を読んで 〜URL〜
前回記事の最後にURLの話をしたけど疲れちゃったので続きを。
まずはURLの構成から。
例えば
http:// www.dirty.jp/unko/index.html
ってのがあるとする。(汚くてすいません。)
「えいちてぃーてぃーぴーころんすらすら」のアレ。
これは大きく3つに分けられる。
・「http:」 → スキーム
リソースの取得方法を表している。
・「www.dirty.jp」 → ホスト名
リソースが存在するホストコンピュータ名を指している。
んで、このホスト名はまた2つに分けることができて、
「www」 → ローカル名
「dirty.jp」 → 親ドメイン名
になると。
"jp" → 日本の
"dirty" → dirtyという組織の
"www" → WWWサーバというコンピュータ
って意味らしい。
・「unko/index.html」 → パス名
ホスト名で指定されたコンピュータ上のリソースの位置を示す。
上で言うと、「unko」ディレクトリの下にあるindex.htmlというファイルを示しているんやと。
そうか、URLっちゅーのは
ドメイン → コンピュータ → ディレクトリ → ファイル名
で指定してるのか。
......ん、待てよ。
「http」ってなんぞや。
ざっくり言うと、「http」はお約束ごと。
サーバとクライアントが通信を行うときに、どうやって情報のやりとりするかって取り決めなんだと。
クライアント:「HTMLが欲しいんやけど、どうやってやりとりしようか?」
サーバ:「そうだね。HTTPでよくね。」
クライアント:「おっけ、じゃあそれで。」
みたいな感じかな。
この取り決めを「通信プロトコル」って言うそうな。
そういや昔「狼煙」ってあったよね。
遠くの人に情報を伝える手段の、あの煙や。
狼煙は、
・煙を使って合図を伝えること
・敵の襲来を示すこと
・狼煙の煙を見たら、自分たちも狼煙を上げてさらに周囲の人に伝えること
これがプロトコル、狼煙の取り決めやったんやな。
やはり先人たちはすごい。
便利な世の中になったもんだ今は。
ではでは、今日はこの辺で。
「プロになるためのWeb技術入門」を読んで 〜サーバとクライアント〜
Lesson 2 「Webはどのように発展したか」
この章ではWebの歴史について。
ぼくは歴史が苦手なもんでここはさらっとww
そもそもインターネットは今から約40年ほど前にその原型ができたそうな。
けど利用者は大学とか研究機関の関係者で一般的ではなかったそうな。
よって当時のWeb技術はこの人たちから生み出されたんだって。
「WWW」という考え方もそう。
研究成果を全世界で共有できないかって思ったらしい。すごいね。
要はインターネット経由で研究成果を閲覧できるようになったわけだ。
しかも「HTML(hyper text markup language)」というコンピュータが理解できる統一形式も作っちゃった。頭良すぎやろ。
・WebサーバとWebクライアント
いよいよ技術的な話。
WWWによるハイパーテキストの公開と閲覧は「Webサーバ」と「Webクライアント」というソフトウェアで実現されているんだって。
Webサーバがネットワーク上にハイパーテキストを蓄積して、Webクライアントの要求に従って必要なHTMLファイルを渡してあげる仕組み。
つまりこう。
クライアント:「HTMLちょーだい」
サーバ:「はい、このHTMLだね。あげる。」
ほうほう、なるほど。エンジニアの人がよく言う
「リクエスト投げてみ」。
これがクライアントの要求、つまり
「HTMLちょーだい」
だったんだね。
ってことはこのサーバの応答が
「レスポンス」。
けどさ、「HTMLください」なんて言わないよねwww
どのHTMLか分からんもん。
ってので出てくるのが「URL」。
・「そのリソースはどこにある?」 ーURL
例えばの話。
ぼくの友達に「マサ(仮・田中正志)」という人がいる。
日本の人口約1億2000万人の中からこいつを探し出すにはどうするか。
まずは「田中正志」で探してみよう!
.....うん、いっぱいいるよね。
じゃあ次は大学名を付けて「はてな大学 田中正志」で探してみよう!
......だいぶ絞れたけどマサじゃない奴も出てくるな。
よし、今度は学部名も加えて「はてな大学 ブログ学部 田中正志」だ!
......おっ、マサだ!!やっと会えたね、よしよしwww
こんな風に一意のコンテンツを特定するための仕組みが「URL」。
ふぅ、疲れたからURLの話は次回にまとめよう。